犬の熟睡サイン

ブログ中川本店

愛犬の寝ている姿はとっても可愛らしいですよね
ただ、写真を撮ろうと近づくと目を開けたり、顔をあげたりとすることありませんか?

しかし、愛犬が熟睡しているサインを見分けることができれば、可愛いくて面白い写真が撮れるかもしれません!!

犬の睡眠

犬の睡眠時間は一日の平均で12~18時間と言われています。
この間に(ノンレム睡眠)深い眠りと(レム睡眠)浅い眠りを繰り返しています。
人はこれを約8:2で繰り返していますが、犬の場合は約2:8で繰り返しています。
ほぼ常に浅い眠りでいるので、少しの物音、気配で起きてしまうのです。
これは、先祖の名残で常に獲物に狙われている過酷な状況で生活をしていたので、危険をすぐに回避できるようにこのような睡眠の仕方になったと言われています。

ですが、段々と完全室内飼育が主流になり、犬にとって危険がなく安心できる場所が出来たため、家の中で熟睡することが増えています。

では、さっそく熟睡しているサインを見ていきましょう!!

熟睡サイン

①白目をむいたり、目が半目
→安心しきって体の力が抜けた結果、寝ているのに目が開いていたり、白目になってしまう

②リラックスした状態で寝ている
→仰向けに寝ている状態は熟睡サインです。いわゆる”へそ天”と言われている格好です。
これは、完全に危険がないと安心しきっているからこその寝相です。
また部屋のど真ん中や飼い主の匂いがするところに寝ている場合もリラックスしている状態です。

③近くで音がしても無反応
→寝ている近くでほんの小さな音がした場合にも無反応で寝続けている
本来の本能として小さな物音・気配だけで起きてしまうのですが、それでも起きないということは、心から安心しきっている証拠です。

④寝言&いびきを言っている
→”クウン””わんっ””ヴヴぅ”など寝ている時に人と同じように寝言を喋っている時も熟睡サインです。
※愛犬の年齢が上がり、いままでいびきなどをしていなく、突然するようになったり、段々と激しくなってきた場合は睡眠時の無呼吸症候群の可能性があるので気を付けましょう。

⑤体がピクピクとしている
鼻や耳・足がピクピクと痙攣をしたように動いている状態のときは、熟睡をしさらに夢を見ている状態です。
夢の中で動いている部分が現実でも動いていると言われています。

〇口が動いている→おいしい食べ物を食べている夢

〇足が動いている→楽しそうに走り回っている夢

また、舌を出しながら寝ている状態は体の力が完全に抜けた状態です。

快適な睡眠環境

我が家が愛犬にとって安心できる場所なのはもちろんですが、快適にしっかりとした睡眠をとってもらうためにも、睡眠環境を適切に整えることも大切です。

・寝返りがしっかりと打てるくらいの寝床を用意する
→犬も人と同じように寝返りをするので、体の大きさよりも少し大きめの寝床を用意してあげましょう。

・道路や外に面していない場所に寝床を作る
→道路に近い場所や窓際など人の行き来が頻繁にある場所、音がよく聞こえる場所に寝床を作ってしまうと、小さな音ですぐに起きてしまいます。そのため、なるべく静かな場所で用意してあげましょう。

・室温は25度前後に保つ
→犬種によって適切温度は異なるので、愛犬が過ごしやすい温度に保ってあげましょう。
また、直接風が当たらない所に寝床を作ってあげましょう。

・柵や壁にで囲んであげる
→犬にとって広いだけの空間よりも、柵や壁に囲われている方が安心できます。

・トイレは別にする
→ケージの中で過ごしている家庭に多いですが、トイレシート=トイレと覚えていればよいのですが、そうではない場合は、トイレの上で寝てしまったり、寝床をトイレと認識する場合があります。

・地面が固い所は避ける

おわりに

愛犬にとっての快眠のお手伝いをし、とっても可愛らしい熟睡姿の愛犬のお写真を撮りましょう!!