愛犬のお留守番 ~お留守番の事前準備~

こんにちは!名古屋のトイプードルカットならおまかせのトリミングサロン犬の美容室いちごです。

わんちゃんを飼っていて心配になるのがお留守番。忙しい日々のなかでどうしても愛犬をお留守番させることがありますよね。お留守番中の愛犬の安否はもちろん家中を荒らしていないか、ストレスが溜まっていないかなど不安になる飼い主さんも多いと思います。前回ご紹介したのお留守番の注意点に続いて今回は、お留守番させるときの準備や初めてお留守番前のトレーニングなどをご紹介します。

お留守番させるときの準備

〈環境を整える〉
快適に過ごせるスペースを確保する:ケージやサークル、ベッドなどを用意し、犬が安心してリラックスできる空間を整える。

トイレ:排泄できる場所を作っておく。トイレが汚れていると、不快さからトイレ以外の場所で排泄してしまう犬もいます。愛犬の排泄回数や量にあったペットシーツを用意しておきましょう。

飲み水:喉が渇いたときに自由に飲める水を置いておく。

部屋の片づけ:犬が届く場所に誤飲しそうなものを置かない、危ないものを片付けておくなど、部屋を片付けてからお留守番させるようにしましょう。

室内温度を整える:留守中の室内環境は犬が快適に過ごせる温度に保っておかなければなりません。室温が高くなる夏は、熱中症になる可能性も高いため気を付けましょう。

〈おもちゃを用意する〉
お留守番している間に退屈しないようにおもちゃを用意しておきましょう。
おもちゃは年齢や犬種、性格に合わせて選んであげると良いでしょう。子犬であれば歯固めになるような噛むことのできるおもちゃ、成犬であれば頭を使うような知育おもちゃがおすすめです。
おもちゃで遊びながら時間を過ごせると不安を紛らわすことができたり、ストレスの解消にもいいでしょう。

お留守番トレーニング

・お留守番の疑似体験から
最初からいきなり外出せず、まずは別々の部屋で過ごすなど、お留守番の疑似体験をさせましょう。はじめは10分くらいの短い時間から練習し、徐々にひとりでいる時間を延ばしていきます。おとなしく待っていることができたらしっかりと褒めてあげましょう。

・実際のお留守番にチャレンジ
お留守番の疑似体験に慣れてきたら、短時間のお留守番にチャレンジします。短い時間から30分、1時間、2時間と段階的に伸ばしていくのが理想的です。とくに初めてひとりでお留守番するときは犬はかなりの不安とストレスを感じるものです。慣れるまでは日数をかけ、徐々に時間を延ばしていくことが大切です。

〈愛犬との信頼関係を築く〉
日頃から過度に触れ合い過ぎると依存傾向が高まり、留守番が難しくなります。そのため、日常的に適度な距離感は保ち、別々に過ごす時間をつくるのも大切です。また、犬がお留守番できるかどうかは、飼い主さんとの信頼関係も影響します。犬が「飼い主さんが外出しても絶対に戻ってくるから大丈夫」という認識を持てるようになれば、お留守番もできるようになるでしょう。

〈日頃からひとり遊びをさせる〉
お留守番のときだけにおもちゃを与えると、おもちゃ=お留守番させられると学習してしまうこともあるので、日頃からおもちゃで遊ばせてあげましょう。

まとめ

愛犬をお留守番させる際は事前にお留守番に慣れるトレーニングをしてあげましょう。はじめては必ず短時間のお留守番から様子をみて徐々に時間を延ばしてあげましょう。いきなり長時間のお留守番をさせてしまうとトラウマになって今後もお留守番の度に過度なストレスになってしまうこともあるのでやめましょう。少しでもお留守番中に快適に過ごせるように環境を整えてあげることも大切です。